2010年11月20日土曜日

くしろ湿原ノロッコ号

北海道には、釧路湿原をゆっくり走る列車があります。その名は、”くしろ湿原ノロッコ号”

ノロッコ・・ちょっとかわいい感じの名前ですが、その名前の由来は、「トロッコ+ノロノロ(と走る)」からとってノロッコとついたそうです。

キャッチフレーズが、「日本一遅い列車」といわれるよう、とにかくのろのろ・・時速30キロで遅く走る列車です。
期間は、4月から10月に運行されているようです。


一般車と展望車が連結されていています。

展望車の車内は、右手には片側3人掛の向い合わせの木製の腰掛とテーブル。左手には2人掛には転換することもできる腰掛が設置されています。
床は木目調でオープンな感じで落ち着いた造りになっていています。

エアコンは、ついていないのですが、窓を開けていると涼しい自然の風が入ってくるので、とても心地よかったです。

日本一広い釧路湿原をゆっくり走るので、車窓から景色をじっくり堪能することができます。パノラマのように広がる光景は、まさに絶景です。


列車の中には、カウンターがあってそこには乗車記念品や弁当、お土産品なども販売されていて、くしろ湿原ノロッコ号のちょろQなどもありました。

カウンターで買った弁当を広げ、釧路湿原の風景を眺めながら食べていましたが最高な気分でした。

私が乗車したのは、釧路から摩周の約2時間でしたがとても心癒されたひとときでした。

2010年11月19日金曜日

ホバークラフト

2008年5月某日、ホバークラフトに乗船しました。

ホバークラフトとは、平坦な面の地上・水上・雪上を区別無く進むことの出来る乗り物で、近年、日本では唯一大分で乗客輸送を行っていました。

大分市内と大分空港との間で、運航されていました。

船内は、普通のフェリーと同じような感じでした。


いよいよ、大分空港を出発。
プロペラの轟音とともに水で湿らしたホバークラフト専用の滑走路を
すべるように走行しながら海へと向かいました。

すべりながらの走行なので、曲がることが難しいのでしょう。

ときおり、船体を壁にぶつけていました。なんか、不器用な感じのところがおもしろかったです。

しばらくすると海に近づき、そして着水。バッシャーって水しぶきをあげながら海上に入っていきました。その着水の瞬間は、迫力ありました。

海上を走っている間は、そんなにゆれることなく安定していました。
普通のフェリーとは違い海上を浮いて走っているという感覚にとらわれました。

運転席は、計器がいっぱい並んでいました。


 そうこうしているうちにホバークラフトは目的地に。

今度は、海から陸にあがり、ホバークラフト専用の滑走路をすべるように走行しそして搭乗口にあわせるようにターンしてぴったりとまりました。

その後、スカート部分(黒い部分)の空気がだんだん抜けて搭乗口があきバークラフトを降りました。空気が抜けているときは、なんか不思議な感じでした。

所要時間は、30分くらいでしたが楽しいひとときを過ごすことができました。

でも、そのホバークラフトも2009年10月をもって運航は終了してしまいました。

また、機会があったら復活してほしいと思います。

2010年11月18日木曜日

黒部峡谷

秋といえば、紅葉・・・
九州では、大分の耶馬渓が有名ですが、全国各地にある中で
今回は、富山県の黒部渓谷について書きたいと思います。

以前、私が東京に住んでいたころ、秋の某日に富山県にある
黒部渓谷を旅してきました。

東京より「上越新幹線MAXとき」で越後湯沢までいきそこから
在来線に乗り換えて「JR特急はくたか」に乗り魚津までいき
、そこから私鉄に乗り換えて、宇奈月温泉駅に到着。所要時間は
約4時間かかりました。
宇奈月温泉駅からは、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗って黒部峡谷
に向かいました。

トロッコ列車は、車体はオレンジ色で正面からの見たら控えめの
まん丸がライトが目に見えてなんか愛嬌のある”顔だち”をしています。


列車の中は、屋根はありますが窓はなくよく遊園地にありそうなつくりでした。座席は、背もたれがない4人掛けのシートでした。窓がないで、天気の悪い日はちょっとつらいかもしれません。1両だけ、特別車両がついて追加料金を出せば乗車も可能です。窓もあって普通のつくりをしているので、そういったことも解消できそう です。


終点の欅平駅までの間、渓谷を通りながら上って行くのでそこから
見える景色は絶景で思わず見入ってしまいます。

自然な風を直接感じながら、上に行くにつれて涼しくなっていき澄みきった空気を感じることができます。

所要時間は、約80分くらいで、頂上の欅平駅が、その間、絶景を堪能するとできました。

きのくにシーサイド

「きのくにシーサイド」の列車に乗り、和歌山県にある那智勝浦に行ってきました。「きのくにシーサイド」は、天王寺から白浜駅間を走っていた臨時快速列車でした。列車は、4両編成でそのうち1台は、展望車になっています。ディーゼル機関車DE10 1152が牽引していました。

通常、特急では2時間くらいのかかるところを約4時間かけてゆっくり走ります。普通列車に指定席をプラスした分で、高級な気分を味わえました。

            
イスも特急のグリーン車と使っていてすわり心地もやわらかすぎず硬すぎず気持ちよかったです。 車内は、木目調の作り、窓にはカーテンもかかっておりゆったりとしていて高級感を味わえるつくりでした

 特に、展望車は車窓に並行してバーのカウンターのイスとテーブルはついていて、の~んびりと風を感じながら、南紀白浜の風景を楽しむことができました。駅に停車するたびに、ホームで電車を待っている人からは注目が集まり、なんか恥ずかしいやらでちょっと優越感にしたることができました。
そうこうしているうちに、列車は、白浜駅に到着。
時間に追われる昨今、時間を忘れの~んびりとくつろいだ安らぎのひとときでした。
そんな「きのくにシーサイド」も、2007年8月には引退してしまいました。

また、こういった列車が登場したら乗ってみたいと思います。 

2010年11月17日水曜日

赤いかもめから白いかもめへ

2月の某日、特急”白いかもめ”に乗って長崎にいってきました。
目的は、毎年2月に開催されている、長崎ランタンフェスティバルを見るためです。

「白いかもめ」は、デビューて今年で、10周年を迎えたようです。

それまでは、「赤いかもめ」が走っていただけに、九州はずっと赤のイメージがあったので変わったときは、赤から白への”転身”には当時驚きました。
全席、黒の革張りで座席の座り具合も心地よく、床は木目調を基準にして高級感を思わせるつくりになっていて、私が今まで乗ってきた特急の中でも気に入っている特急です。

速度も以前に比べたいぶ早くなり、博多ー佐賀間を例にとってみると10年前は、45分かかっていたものが、この白いかもめでは、30分で着くようになりました。

また、先頭車両のつくりもユーモラスでモスラを思わせるようなデザインのつくりでちょっとかわいい感じのところがいいですね。

以前、東京の友人に、白いかもめを九州の新幹線と間違われるくらいで・・
そのままでも新幹線として運行できそうなデザインですね。(実際は、無理ですが・・)

長崎までは、2時間で到着しましたが、とても心地のいい列車の旅でした。

長崎に着いてからは、友人たちと待ち合わせをしてまだ長崎ランタンフェスティバルまでは時間があるのでそれまで、長崎バイオパークやグラバー邸など長崎の観光名所につれていってもらいました。

そして、夜になってランタンフェスティバルにいきました。

そのときに様子は、別に投稿します。

2010年11月16日火曜日

東北新幹線

先日、JR東日本にて、東北新幹線の新型車両が公開されました。
東北新幹線の「はやぶさ」に連結される車両のようです。
新幹線のファーストクラスといった感じで車内は、ゆったりして
一列に通路を挟む1席と2席とのことです。

専任のアテンダントもつくようで軽食や飲料の提供もあるようです。
いま、ANAやJALでコストを下げようと、軽食や飲料を有料化
している昨今、うれしいおもてなしです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101116-OYT1T00232.htm


以前、私が東北を旅行したときは、東北新幹線の「Maxやまびこ」、
山形新幹線の「つばさ」に乗車したことがあります。













「Maxやまびこ」は、すべての車両が2階建ての新幹線です。
私は、行き帰りで両方乗ったことありますが、特に面白かったのは
1階の車両に乗ったときでした。

線路からパンタグラフをつける架線までの距離は限りがありますので、2階建てにするには、工夫が必要になってきます。


「Maxやまびこ」は、1階をぐっと線路に近いとこ下げてあるので、そこから見た車窓は、走行しているときはもちろんそうですが列車がホームに入るときの光景はホームすれすれに車窓がくるので珍景で楽しむことができます。














「つばさ」は、在来線を走る新幹線で福島まで東北新幹線を連結しており新庄駅から山形までは特急として走っています。
こちらも九州にはないタイプで特急⇔新幹線の切り替わったときの様子を楽しむことができます。

今後また、東北へ行く機会があったら、「つばさ」「Maxやまびこ」はもちろん、「はやぶさ」の”ファーストクラス”に乗ってみたいと思います。

2010年11月15日月曜日

湯布院の旅

博多駅10:17発のJR九州特急「ゆふいんの森」に乗って湯布院を旅しました。

博多から湯布院までは、列車に乗っている所要時間は、約2時間。
JR九州特急「ゆふいんの森」は、車体の色はモスグリーン系とゴールドでまとめられており欧風を思わせるような作りで、先頭車両は、丸みをおびたエレガントな列車です。

中には、ビュッフェもあって全体が木彫調の温かい感じで車窓に並行したシートが設置されていて、そこから見る車窓の風景は、普通の列車にはないとてもいい光景です。

そうこうしているうちに、列車は湯布院に到着しました。

駅前に辻馬車なるものがあったので乗ることにしました。湯布院の街中を辻馬車で案内してくれるというイベントで、歩くくらいの早さでまわるのでゆっくり景色を見ながら楽しむことができます。

この湯布院の街には、信号がぜんぜんないらしくお互いゆずりあって車を運転するそうです。辻馬車がとおるときは、みんな優先的に道をあけてくれていました。

その光景に出合うととてもほのぼのとした気持ちになりました。

2005年にNHKの朝の連続テレビ小説「風のはるか」のロケ地などいろいろ見て
まわりました。要所要所で、馬車を留めたりするので、馬のふれあいもでき、
写真も撮影することができました。

所要時間は、約50分くらいですが、のんびりと楽しいひとときを過ごすことできました。
そのあとは、駅前のお土産屋さんに寄って過ごしました。

とても充実した一日でした。